Salut (こんにちは)!
フランス在住アラサー女子のShoko(@shoko_france)です。
先日、実はTwitterとstand.fm(ラジオ)で告知して、フランス語の無料カウンセリングを実施しました。
\フランス語🇫🇷無料カウンセリングのお知らせ🐮/
以前ちらっと告知したとおり【初級者向け】に開催しますー!「カウンセリング」にしたのは、講義だけでなく、幅広く学習方法やお悩み相談の場にしたかったからです。
気軽にお喋りしましょう~😘LINEも作ってみたので、ぜひ登録お願いします😉👇 pic.twitter.com/WeFw1aI5L3
— Shoko@フランス語サポーター🇫🇷🇨🇭 (@shoko_france) January 12, 2021
最終的に計8名の方とお話したのですが、皆さんそれぞれ「フランス留学で困らない語学を身につけたい!」とか「フランス人パートナーやその家族とフランス語で話せるようになりたい!」など、明確な目的を持った方ばかりで素晴らしいな、と感じました。
語学を勉強するとき、まず自分の「目的」を明確にするのってめちゃくちゃ大事なんです。
なぜなら、「目的」によって学習方法も継続のモチベーションも異なるから。
今日は語学学習の第一歩目として、「目的」をまず認識する大切さについてお話していこうと思います。
同じテーマで音声配信もしています!聞き流しにどうぞ。
語学学習者の2つのパターン
まず、何か新しい言語を勉強しよう、という人は基本的に2種類に分けられると思っています。
皆さんはどちらに当てはまりますか?
とにかく語学が好き!言語オタクタイプ
語学がニガテなんだよね~という方には信じられないかもしれませんが(笑)一定数こういう方はいます。
私自身が外大卒なので、周りにけっこうこのタイプいましたね。
知らない文字を見て眺めてニヤニヤしたり、知的好奇心の赴くままに、日常生活ではまず使わないであろう、古代ギリシャ語やラテン語、エスペラント語などを嬉々として勉強する人たちです。
このタイプは自分の知識が増えることに喜びを感じるので、放っておいても勝手に勉強します(笑)
言語の先に目的があるタイプ
大半の人はこちらに分類されるのではないでしょうか。
海外旅行が好き、留学や仕事で必要、移住生活のため、海外の友達が欲しい、などなど。
言語をツールとして何かやりたい、という場合です。
この場合は、1のタイプとは違い、語学を学んだり、新しい知識を増やすこと自体が目的なのではなく、取得したその先に目的があります。
そのため、語学や勉強がそもそも好きでない方も多く含まれるので、モチベーションの維持や継続がしんどい時も多々あるのではないかと思います。
目的によって異なる勉強方法
語学学習の方法はいろいろあります。
人によってやりやすい方法や相性があるので、どれが正解!というのは正直ないのですが、確実に言えるのは目的に沿った勉強をした方がいい、ということです。
たとえば、大学の第二外国語でフランス語を選択して、2年間勉強したのに全然話せるようにならなかった~!という方、けっこういらっしゃるのでは?
このとき、フランス語を学ぶ目的って何だったでしょうか?
「大学の単位をとること」がまず優先的な目的だったのではないでしょうか?
単位さえとれれば、目的クリア、任務完了なので、「話せる」というフェーズに到達しなかったのは、ある意味当然だと思います。「話せる」ようになるために勉強していたわけではないんですもん。
- 仏検2級合格!→細かい文法知識など、試験の傾向に沿った内容の勉強。
- 旅行先のレストランで注文するぞ!→文法ではなく、注文の仕方やメニューの単語を覚える。
- フランス人の恋人を作るぞ!→口説き文句を覚える(笑) etc….
このように、「目的」にあった学習内容を選択していくのが重要です。
大きな目標は細分化する
とりあえず「日常会話ができるようになる」という目標を立てる方も多くいらっしゃると思います。
留学やワーホリ、移住ですと、現地の生活に困らない語学力は必須になります。
この場合、「日常会話」と言ってしまうと、非常にざっくりとした目標になってしまい、どこから手を付ければいいのかわからなくなるので、日常生活の中で何ができるようになりたいのか、細分化してみるのも大事です。
- 毎日のお買い物をスムーズにできるようになる
- 水道トラブルがあっても、電話で業者を呼んでコミュニケーションがとれる
- 子供の学校との連絡を円滑にする
- ご近所さんと世間話できるようになる
- 友達と議論できるようになる etc…
上記に挙げた項目でも必要な語彙やレベルはバラバラですよね。
いわゆる「ビジネスレベル」の場合もそうです。
少し広範囲な意味合いの目的の場合は、さらに細分化して小さな目標を立てて、クリアしていくことを目指すのが最適かと。
まとめ
語学の勉強には確実な近道、これをやれば努力なしで1ヶ月でペラペラ!というような魔法のようなメソッドは残念ながらありません。ひたすら地道な暗記や勉強を継続できるかどうか、にかかっています。
ただ、その中でのいかに効率よくモチベーションを保って勉強を継続できるか、という部分が重要になってきます。
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